番台日記　Part94　〜サービス精神

自分がサービス業に向いている。と思う瞬間がある。

昨日、常連達は　腐れYがいなくても集まってまったりと飲んでいた。
いつもならお互い避け合って絶対一緒に席なんかにつかない常連OさんもHさんKさんTさんIさんらの隣のテーブルについて飲んでいたし。
お局Oさんによると　元々この人達は大グループで毎日宴会していたみたいだから、常連同士仲が良い訳だ。
それが腐れYがお局Oさんと怪しかったり、その事を常連Oさんがペロッと話して歩いたものだから
腐れYとOさん2人して常連Oさんを避けたり、そのことで周りもなんとなく仕切ってる感じの腐れYに流されて雰囲気悪くなっているんだから。
まったく、いくつになっても色恋沙汰が絡むとくだらない話が出るよなー。

で、楽し気に飲んでいた常連達だが、ビールの樽が空に近くて
そうすると通いなれて味のわかる（笑）常連は
「苦い」だの「カスだべ」だの「こんなの出すな」と文句を言う。
そりゃ、私だって新鮮なのを出してあげたいけど
残っている樽を捨てる訳にもいかない。
「すいません」とか言いつつ出していたが、そんなビールなのに　またまたFさんが「いつも一番絞りを出してくれるから。」とジュース代。と120円くれた。
もー、小心者の私は良心の呵責に悩まされる。（笑）
今日は一番絞りじゃなくってカスです〜Fさん・・・（泣）　って感じ。

何杯か出して、いよいよ底の方になって来たので
Tさんが点検に入って私一人になったのでコソッと常連達の集うテーブルに行き、
「まだ飲みますか？飲まれるなら一番絞りをお出ししますよ。」と言うと
「出してくれるなら飲む！」と言ってくれたので　まだ2〜3杯残っている樽を外して新しいのに換えた。
ゴメンよ〜！店長・・・。でも、それでビールの売り上げが増えたんだから　残りカス捨てたの許してねっ。（＾＾；

新しいビールを売りつけ、先に出してしまっていたIさんにも
「少しだけどサービス。」と一番絞りをジョッキに半分あげた。
だって一緒にいるのに1人だけ古いビールでみんなが新しいのおいしそうに飲んでいたらかわいそうだもんね。
ゴメンね〜！店長・・・。
でも、Iさんも大喜びで、帰る時も
「おいしかったー！ありがとう！！」って帰って行ったから
これが又固定客を逃がさない事に結びつき、売り上げに貢献した事になるから良いよね？（＾＾；

Tさんも昨日、ポイントカード作るとか
何とかの日って設けて　クジ引きさせてプレゼントとか、
そう言うイベント的な物も何もしないし
古いなりに手入れしてキレイにしようとか全然しないしょう。
って言ってたけど、本当にそうなんだよね。
シャワーが詰って出が悪いとか、サウナ室のテレビ画面が曇ってるとか苦情言われるし
置き傘もなくて、突然雨が降った時に　客に傘貸してって言われてもないんだよねー。
どう見ても黒字経営にも見えないし、もう少し工夫すれば良いのになーとは思う。


しかし、私は「しゃべり」が苦手でね・・・。
とっさに面白い会話とか出来ないから、後でああ言えば良かった。こうすれば良かった。って自己嫌悪に陥るんだよなー。
とりあえず、若ぶって生きているので　オバサンに見られず「お姉ちゃん」と思われているのでなんとか得しているかな・・・。
若い、カワイイってだけでかわいがられて許される部分もあるからね。
オバサンがバックにいるのが得だな・・・。言葉悪いけど。
これで私より若くてキレイな子ばかりだったら、客の「当り役」が私になるもんなー。
フケて歳相応に見えるようになってからがサービスの本質を問われるんだろうな。
でもサービス業って好き。

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今日は朝出。

開店準備は、当然開店前からある訳で
例えば開店時間が9時だとしたら8時半とかに行って
掃除したりレジの準備をしたり色々する。
タイムカードも当然来た時に打つから8時半になっているけど、
支払われる時給は9時からなのだ。
それをSさんは文句言っているんだけど、
だからこそギリギリ15分位前に入ると言うが、慣れない私は30分位前には入らないと、開店に間に合わないのだ。

そんな事で　開店準備をして出ていたが、
ヒマでヒマで、常連が何人か来ていたくらいで
1人でも時間をもてあましていた。
しかし、昼出はOさんTさんの最強お局コンビなのでぬかりはあってはならない。
こまめにゴミを捨てたり　灰皿を洗ったりして過ごした。

出勤してきた御両人も　今日はご機嫌麗しい様でホッとした。
やれる事はやって（お年寄りは労わらないとね）帰宅した。
朝出のみで交代だと短時間だから楽だけど、金にはならない。
　
　
　
帰宅してすぐに今日は療育の日なので、ダッシュで昼食をかき込んで子供を迎えに行った。

疲れた。