番台日記　Part67　〜ウェディングドレス

今日はOさんと組む日。

出勤早々、またまたご親戚の引越し　今度はお祝いの祝宴の為
来月の日曜の交代を頼まれた。
はいはいはいはい。ぜんっぜんOKっすよ！！！！
だけど、分が上のうちに8月のシフトの相談を持ちかけ、
後半出るからと言って　前半の夏休み中に当る日曜の休みを貰った。
よっしゃ。

これっすよ？Sさん。恩売って後で良いトコ取り。
これで気分良くプラマイ0にするようしなさいな。
って、恩は感じないか。Tさんは。


出勤途中で知人に会って立ち話をした為、走って来たから疲れて
フロントに入る前に一服出来なかったOさんは、しきりに
疲れた。調子悪い。タバコ吸えなかった。を連発するので
店もヒマな時間だし　吸って来て良いですよ。と言うと、
休憩室の掃除して来るわ。と言うカモフラージュを引っ提げてタバコ吸いに行った。
ちゃんと本当に掃除もしてくれたけどね。

今日は珍しく　う●こタレのおじぃちゃんも来なくて平和な日だった。
しかし、痴呆の奥さんを連れた男性が一見さんで入って来て、
「脱ぎ着も身体を洗ったりする事も出来るが、なにせ痴呆なので　脱いだ服をどこのロッカーに入れたかとか、そのカギもどこに置いたかとか忘れるので、申し訳ないが見てくれないか。」と言い、
Oさんがほぼ付きっ切りで世話をした。
洗えると言うから洗い場に入ってからは放っておいたが、
チラッと見ると　周りを見て人の真似してタオルで身体をチョンチョンと拭いているだけで
石鹸は付けていないし、湯船にも入っていなかった。

ご主人が20分くらいですぐに上がったので、Oさんが又連れに行ったが、
性根はカワイイ奥さんで「ありがとー。忘れないよ〜。」と言ってOさんにペコペコ頭を下げて帰って行った。
きっと玄関を出てすぐに忘れているだろうけど。（笑）
でも、色んな意味で　痴呆は悲しい病気だね。


来店したお客さんのTシャツが凄くて、目が釘付けになった。
ドクロの目から青い冷気が噴出し、大きな字で「STONE　COLD」。
石が冷たいのか？どう見てもドクロだが。
コロスTシャツと言うのも　こんな感じのものなのかしら？＞めぐさん
かなりウケたが　ひいた。


結局、明日　飲み会は実施される事となり、私がお迎えに参上しなくちゃならない。
みすみすTさんの悪口大会で終わらせて　つまんなくしたくなかったので
丁度、結納とか指輪の話とか、結婚について話をしていたので
「みんなのウエディング姿を見たいです。Sさんも昔は痩せていたんですよね？」と話を持って行き、
それぞれ当時の晴れ姿の写真を3枚持参して、それを肴に飲む事にした。
ピンクのドレスに羽と黒いバラが付いた・・・と言うOさんの●●年前の姿も楽しみだ。
私も清楚なドレスにダイアナ妃顔負けのロングベール姿のを持っていこう。
残念ながら、エセ教会でのお式しかしていないので　色ドレス写真はないのだ。
着たかったな〜。真紅のバラの様なドレスとかエメラルド色のドレスとか。（笑）

これから結婚する人、絶対　普通に披露宴あげてね。
若いときは気恥ずかしかったり面倒だったりで、地味婚して「実」を取る人も多いけど、絶対後悔するよ。
私ももう一度チャンスがあれば（笑）、芸能人並に1000人からなる来客の中、何度もお色直しして盛大なる結婚式をあげたいわ。

ま、明日は存分に楽しもう。ケケケ