ジュンテイ　と　ザリガニ

子供たちが「ごっこ遊び」で遊んでいる時に
「まてっ！ジュンテイ」
「ジュンテイが来たぞ！」
とか言っている事がある。
謎の登場人物「ジュンテイ」。

彼は、不本意ながら　私が作り出した人物なのだ。
プレステのゲームをしていて、出した記録に名前をつけてセーブするソフトがあるが
時間がなくて適当にカチャカチャと回して○を押したら
「ジュンテイ」と登録された。
子供がその記録を使って　続きを遊んで見たらしい。
「準帝」だろうか。「淳鄭」だろうか「潤汀」だろうか。
カッコ・・・良くはないか・・・。

連呼される度に、なぜかテレる私。


さて、とうとう夏休みに入った。
学校で育てていたザリガニが、用なしにり
Aくんと　うちの二男に押し付けられた。
教材用で、休み中当番で飼育し、休み明けに又　学校にもって行くのかと思いきや
「払い下げ」らしい。

うちも短期だが旅行も予定しているし、
二男も私に怒られると思って　必死に断ったらしいが
結局持たされて帰ってきた。
大きな水槽を重そうに　小さな身体で抱えて帰ってきた。

ウムム・・・。先生に舐められているのだろうか。
頼みやすいと思ったのだろう。
しかし、本当に困った。
生き物は好きだけど、世話が面倒で仕方ないのだ。
だいたい、誰も面倒みないから　結局私が世話をする事になるし。

いったい　何を与えればいいのだ？
突然持ってこられても　エサもないぞ。
とりあえず、煮干をあげてみた。
見たことのない家に連れてこられ、ザリガニも大変怯えている。
ハサミの前で煮干を振ってみたら
しっかり掴んで、そして食べていた。
食べ残しは　水が腐る原因になるので・・・なんて言っているのを聞いた記憶があるので
後で覘いてみたが、キレイになくなっていた。
お気に召したらしい。

しかし、普段は　まったく動かないので、
生きているんだか死んでいるんだか、サッパリわからない奴だ。

長い夏休みが始まったばかりだ・・・。